KOZAはロックシティ#4
休館のお知らせは一年前から発表されていましたが、いよいよその時が迫ってきました……この春、とても寂しくなります。というのも「当面の間、休館とさせていただきます」ということで工事期間は定まっていないらしく、先のことがわからないというのはツラいものがあります。
ちなみに東京の同規模のホールの例をみると、渋谷公会堂は築50年で完全建て替えとなり、NHKホールもやはり50歳の節目に約1年半の休館を経て改修工事を終えたのですが、沖縄市民会館は1980年竣工の45歳、どうなることか……。まだまだ若いような気もするけれど、満身創痍のからだで観客を楽しませてくれていたのかもしれない。

2023年11月、山下達郎のツアー最終日を沖縄市民会館大ホールで観覧出来たことは、今となっては最高の思い出です(あやのオーナーのおかげ、ありがとう!)。達郎いわく「やっぱりここは音響が良い」だって。2022年沖縄公演は、最新音響設備があるはずの別ホールでしたものの翌年は結局戻ってくるあたり、頑固な彼らしく微笑ましい。
コンサート空間として1,500人とちょうどよいキャパといい、木材が多用されたホールの内装といい落ち着くんだよね。ロビーの雰囲気も好きだし。なんといっても広大な八重島公園の敷地と同じ空間にあるから、空が抜けてて気持ち良いし開放的な気分でライブに臨めるってもんで……今さらながら、とことん良い場所じゃないか。あっ、休館中も八重島公園はそのまま利用出来ますので。

1981年のこけら落としは、普久原恒勇が沖縄市民会館の誕生にあたって書き下ろした、民族音楽詩曲”響”の公演(響は、”とよむ”と読む……笑)。千秋楽というか沖縄市民会館の”トリ”を努めるのは、3月29日と30日に連続公演を行うMY FIRST STORYです。
大ホールも中ホールも45年間、ありがとうございました、そしておつかれさまでした。復活を心から祈っています。